この度、デザイン系Webサイト 「MdN Design lnteractive」 で Bluestone を紹介していただきました。
① 木型 – Last –
Bluestoneは革靴のロジックを持ち込んだ設計をしているため、曲線の強いシルエットでつくられ、足の甲や踵がフィットしやすい設計が施されています。靴を履くときに「シュポッ」と空気が抜ける音は木型のラインを正確に再現した証で、従来のスニーカーでは得られない革靴さながらのフィット感を追求した設計が特徴です。
② 表革 – Out leather –
徳島産の阿波藍を京都の染め師が染め上げた天然本藍染革「SUKUMO Leather」を使った贅沢な表革。
③ 裏革 – Lining leather –
Bluestoneは「裏革で履かせる」設計のため、もっとも重要なパーツ。表革よりも分厚い「牛ヌメ革」を使用することで、表革のしなやかな質感を生かしながら、裏革のしっかりとした張り感で木型のラインを再現し、立体的なシルエットを保ち続けます。
④ スポンジ – Pad –
復元力に優れたスポンジを採用。
⑤ 中敷き – Sock lining –
裏革と同じ「牛ヌメ革」を採用。
⑥ 先芯 – Boxtoe –
生地に硬化剤を塗り込んだ「先芯」を採用。
⑦ 月型芯 – Counter –
Bluestoneは踵の芯材にも天然革を使っているため、型崩れを防ぎ、自分の踵の形になじんでいきます。こうした工夫は踵のフィッティング感を安定させることが目的で、一般的なスニーカとは一線を画すBluestoneの特徴です。
⑧ シューレース – Shoelace –
ロー引き菱目丸紐
⑨ ハトメ – Eyelet –
Bluestoneのアイコンでもある大き目サイズのハトメ。
⑩ 中底 – Insole –
Bluestone最大の特徴はこの中底にあります。通常、手製靴に使用する「革中底」を使うことで足になじみやすくフィット感が高まるのはもちろんですが、何より底の張り替えができるようになり、リペアしながら愛着を持って履き続けていただける仕様にしました。
⑪ 中物 – Filler –
Bluestoneでは、本底と中底のクッション材として「練りコルク」を採用。練りコルクは乾燥に丸一日かかるため、いまではほとんど使われることはなくなりましたが、天然のコルクを使うことでクッション性が持続し、快適な履き心地が期待できます。また防腐性があるため、中底へのダメージも少なく本底の貼り替えに合わせて何度でも交換が可能です。
⑫ 本底 – Outsole –
通常のスニーカーよりラバーの重量を増やし、さらに耐久性、耐摩耗性、屈曲性に優れたラバー素材を採用。革靴のスペックで作りあげられたアッパーの上質さとを組み合わせることにより、互いの長所を最大限に引き出すオリジナルな履き心地を実現しています。
⑬ シャンク – Shank –
Bluestoneでは手製靴などで使用される竹製シャンクを採用。一般的にはヒールのないスニーカーにはシャンクは入っていませんが、Bluestoneではあえて竹製シャンクを使うことで、竹のしなりがアーチを支え、履き心地を調整し、歩行の安定性を高めます。また本底の貼り替えに合わせて何度でも交換が可能です。