アウトソールのお手入れ方法

スニーカーのソールを綺麗にお手入れ!
その方法は意外と簡単!!

前回は ” 表革(アッパー)” のお手入れ方法をご紹介しましたが
今回は “本底(ソール)” についてお話をしたいと思います。

特にスニーカーの 白いソールが汚れているといくら表革を磨いてもせっかくのお手入れが台無し!
そこでだれでも簡単に
【汚れを落とす方法】
をご紹介したいと思います。
この方法は皆様方が今お持ちのスニーカーにも使えます!!

今回ソールのお手入れをする
「Bluestone SUKUMO Leather Sneakers」

アウトソールのお手入れ方法

 

まずは水洗いで汚れを落とします

はじめに使わなくなった歯ブラシと水をご用意してください。
作業をする場所にもよりますが、何枚かタオルがあれば安心ですね!

アウトソールのお手入れ方法

 

かなり履き込んで「白さ」が無くなった靴底

約2週間ほどは履いていたスニーカーです。
ブランドロゴの辺りはかなり汚れが目立ちますね!〜
では、さっそくお手入れをはじめましょう!!

アウトソールのお手入れ方法 アウトソールのお手入れ方法

まず!洗剤を付けて洗う前に、歯ブラシを使い水洗い

はじめに全体的に水を付けながら歯ブラシで丁寧に汚れを落としていきます。
この時、表革(アッパー)に水が浸みないように気を付けてください。
(表面についた 泥汚れ は水洗いでほぼ綺麗になります)

といっても知らないうちに表革が濡れる場合があると思いますが、今回ご紹介をしている
SUKUMO LEATHER(天然本藍染め革)は水に濡れても乾いてしまえばシミにもならない優れもの!!
さすが「天然の力」(チカラ)「藍」のパワーは凄いんです!!

アウトソールのお手入れ方法

水が全体的に行きわたった状態になったらいよいよ洗剤を付けて洗います。
ここでは油汚れなどを中心に洗っていきます。

洗剤はスニーカー専用 の物が良いのですがなければ、家庭用食器洗いの洗剤 でも構いません。
Bluestoneのソールは ゴム を使っているので油汚れは意外と専用洗剤より落ちるかも?知れません。
歯ブラシを使って溝の部分も綺麗になるように磨いて、その後洗剤が残らないように水洗いを行ってください。
水洗いのポイントは 歯ブラシについた洗剤をマメに洗いながら 少しずつ洗剤を洗い流してください。

アウトソールのお手入れ方法 アウトソールのお手入れ方法

〜 白さ!!を取り戻したソール 〜

アウトソールのお手入れ方法 アウトソールのお手入れ方法

まだまだ続く細かな作業

表面は一応綺麗になりましたが、溝 に詰まった細かい石や汚れを
「爪楊枝」を使いながら取り除いていきます。
ここでは靴底の表面を傷つけないように、木製のつまようじがオススメです!!

アウトソールのお手入れ方法

最後の仕上げには!何と!消しゴムを使います

最後に消しゴムを使う事で、更に表面に付着している細かな汚れが落ちていきます。

ちなみにヌメ革などの汚れも以外と消しゴムで落とせます。ただしヌメ革の場合は最後に
専用のクリームを塗る事をオススメいたします。

アウトソールのお手入れ方法 アウトソールのお手入れ方法 アウトソールのお手入れ方法

実際、綺麗になったと思っていても消しゴムが丸まりながら落ちていく
黒い固まりを見ると、まだこんなに汚れが!
って感じになります。

いかがでしょうか?
左側がお手入れ前。 右側がお手入れ後。
見違えるほど奇麗になりましたね!特にブランドロゴの部分は真っ白!になりました!

アウトソールのお手入れ方法

★気にしないところが重要なんです★

アウトソールのお手入れ方法

ということで、靴のお手入れがしっかりできているのか?いないのか?
見分けるには「靴底」を見れば分かります!
革靴のつま先が減り、踵のトップリフトが無くなりヒールが削れている!そんな状態の靴を良く目にします。
白いスニーカーもソールを綺麗にすれば、表革(アッパー)の汚れはあまり気にならなくなり
ビンテージ感が増します。

靴底は一番汚れるところで気にしない部分かも知れませんが、皆様方が履いているスニーカーの底を
もう一度お手入れしてみてはいかがでしょうか?

ふたたび愛着が湧き、物を大切にしたい気持ちになるれると思います。
また、生活の中で一番働いている「靴」もきっと喜ぶと思います!!

長い間、お付き合い頂きありがとうございました。
次回は、これから素足履き!にピッタリの
Bluestone Denim Sneakaersのご紹介をしたいと思います。

TOP